図書館の有効活用術!

みなさんは図書館をどれくらい使っていますか?

 

①本を借りる

②勉強スペースを使う

 

主な使い方としては、この2つだと思います。

 

私は1年ほど前まで、本は買うべきだと思っていました。

自己啓発本によくあるように、「身銭を切るからこそ真剣に学ぶ」と思っていました。

あるいは「手元に置いておき、いつでも参照できるようにする」ことも大事だし、「著者に対価としてお金を落とすべきだ」等々と考えていました。

なので正直図書館で借りることをどこかカッコ悪いことだと見下していた自分がいました。(今は本当に過去の自分をぶん殴りたいです・・・)

 

しかし、みなさんもご経験あると思いますが、家の蔵書保管スペースには限りがあります。また、同じ本をもう一度読み返す頻度を考えると図書館でも良いのではないかと思うようになりました。(特に私の場合、小説はほとんど読み返しませんでした。)

 

実際にやってみると、手元に実物を置いておけないため、記録として読書メモをつけ始めたこともあり「以前より内容が身についた」「出費が抑えられた」などメリットが多いことに気づきました。それまでは月1万円ほど使っていたと思います。

 

自分で本を買っていた頃も、ケチっていたつもりは全くなかったのですが、図書館を使うと、買うほどでもないけど「少し興味のある本」にも手を出しやすくなり、読書の幅が広がりました。その中から面白い本に出会うことも多かったです。

 

加えて、どこの自治体にもあるのかは分かりませんが、図書の取り置きサービスは本当にありがたいです。これは、わざわざ図書館に行かなくても駅前の出張所(?)で予約した本の受け取りができるものです。

私の住んでいる自治体は仕事帰りでも開いているため、本を借りて読むことに対するストレスはほぼないです。現在は最低でも週に2−3冊は借りています。みなさんの自治体にも同様のサービスがあるのなら使わない手はないです。

 

予約自体もネットで簡単にできます。また、各ジャンル人気ランキングなどを眺めていて新たな出会いがあったりと、視野が広がることは間違いないです。

ただ、人気の高い本は貸し出し順番待ちも多いため、本屋とうまく使い分ける必要はあると思います。(感覚としては、社会現象並みに大ヒットした受賞本でもない限り、有名どころも1−2年前の本ならそこまで混んでいません。割とすぐ順番は回ってきます。)

 

せっかく膨大な本が自由に、しかもタダでいくらでも読める権利を持っているのに、使わないなんて本当にもったいないです。

納税者の権利として堂々と使い倒してみてはいかがでしょうか。

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1.フランス史10講 柴田三千雄 (岩波新書) 

 

最近よくヨーロッパの各国史を10講の講義形式(?)で学べる本をよく見かけます。

今回はそのフランス版です。

 

フランスといえばヨーロッパの代表的な国の1つであり、世界6位のGDPを持つ経済、芸術や美食など文化面でも我々日本人にとっては憧れの国なのではないでしょうか。

 

そんな国の歴史を学びたい学生はビジネスマンは多いはず。私もその1人でした。

 

本書は、紀元前から近現代まで229ページでまとめられています。

10講それぞれにテーマがあり、時代が徐々に進んでいくため、通史としてざっと流れを理解することはできると思います。

 

第1講:フランスの始まり

第2講:中世世界とカペー王国

第3講:中世後期の危機と王権

第4講:近代国家の成立

第5講:啓蒙の世紀

第6講:フランス革命第一帝政

第7講:革命と名望家の時代

第8講:共和主義による国民統合

第9講:危機の時代

第10講:変貌する現代フランス

 

ただ、政治体制や政党など多少専門的な内容もあり(特に近代以降)、全くの初心者がこの本から入るよりは、先にヨーロッパ全体の大まかな歴史を知ってからの方がいいと思います。先に読んだイタリア史10講の方が読みやすく感じました。

 

以下は私の読書メモです。

 

ご興味があればぜひみなさんも読んでみてください。

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