仕事ができる人の「集中」する習慣とコツ 石井貴士
「集中力というものはない。ただ集中している状態があるだけ。」
やるべきことをきちんとやる。
後回しにしない。すぐにやる。
…非常に耳が痛いです(笑)
どうしても疲れていたり、やることが多すぎたり、なかなか一つのことに集中できないことがありますよね。まさに今の私です(笑)
でも大丈夫です。
我々はコツを知らないだけなのです。
人は誰でも集中している瞬間があります。
子供の頃にやりこんでいたゲーム、漫画、楽しいことは言われなくてもやり続け、むしろ言われてもやめないほど熱中していました。
そんな状態にどうすればなれるのか、それさえ知っていれば、「集中力」を自在に操る近道になります。
この本で紹介されている数々の方法の中で、
一番のおすすめは自分のゾーンアイテムを知ることです。
(よくスポーツ漫画でありますね、極限までプレイに集中していて能力が覚醒するあれです。)
著者の石井さんの場合は、
コーヒー・せんべい・ブルーライトカットメガネ
とのこと。
これらを使用して、自分が集中状態に入る手助けをします。
私もいつも仕事中にコーヒーを飲んでいるため、飲んだ後はいつも半ばルーティーンのように仕事に向かうせいか、コーヒーを飲んだり香りを嗅ぐとスッと目の前のことに没入できることがあります。
身体に染み付いた習慣を利用するのが手っ取り早いですね。きっとあなたにもあるはずです。
また、少しだけでもいいからやり始める、面倒ごとに手を付ける、という方法もとても効果的です。
本当に少しだけ、もちろんすぐにやめていいのです。
でも、皆さんも経験あると思いますが、結構そのまま長い間やり続けてしまいますよね。
その他、1日を3分割することで、メリハリをつける。終わりと始まりを繰り返し緩急がつくことで、集中状態に持っていきやすくなります。(別の著者も、土日を午前・午後・夜の2セットで6分割していると読んだことがあります。)
「集中する」
ということをうまく活用できれば、自分の本来の実力100%を出し切ることができます。
これがどういうことか。
例え能力が劣っていても、経験が足りなくても、集中状態を作り出すことで、職場の同僚や競争相手に勝つことができるということです。
ぜひ根性論ではなく、理論で集中を勝ち取りましょう!